2011年6月14日火曜日

「真夏の方程式」

東野圭吾の最新作。 ガリレオ長編の三作目だったか。

ネタバレで言うとトリプルチーズハンバーガーです。
今の草食系(性欲もそうですが食欲はもっとそう)な私はそんな恐ろしいモノは食べたこともないですが。 ただしミステリとしては淡泊。

読んで損はないし、引き込まれることもないけど読みやすいので二時間もあれば読める。

2011年6月11日土曜日

就活セミナー大阪で

 というか前日に古い知り合いと合うのもあって・・
で、木曜に大阪泊でセントレジスに。 いいホテルです。
 立地の割に目立たない、リッツのような過剰でないロビーの接客、なによりも客室が新しい。水回りもベッドでの照明も最高です。 でも空調は私には過剰すぎ。
 二度無理を言いました。近くにアンドロイドの充電器売っている店ない? 翌朝、カミソリ売ってる近所のお店は? どちらも2分以内にノックがありました。
 こういう押し付けがましくないインバウンドな接客はすばらしい。

 関西弁が嫌いな人は大阪のこういうホテルに泊まるといい。 関西弁が好きな人は東京のハイアットかリッツに泊まるといい。 あたりまえですね。

2011年6月8日水曜日

空調と自律神経

 ある港区のレジデンスに住み始めて、サービス・アパートメントで家具も家電もついていて、週二回清掃もしてくれる。着替えだけでその日から住める。電気もガスも水道代も込みで朝食無料のラウンジもある。 ま、その分家賃も高いだけだが。
 玄関のない土足だし、ベッドが短い脚では不便なほど高い。ハゲタカ用の数ヶ月を前提としたレジデンス。
 一番影響されたのが寝具だろうか。羽毛布団だけ。夏も冬も変わらない。
 夏は薄めの掛ふとん、冬は羊毛の敷きふとんに厚い掛ふとんと毛布だと思っていたが、そういえば高級ホテルと同じ。 空調と換気と室内の密閉があれば年中同じ生活ができる。
 北海道の人に聞くと東京の冬は寒い。密閉度の高い住宅で暖房が充実していれば冬でもTシャツだそう。 省電力かどうか今の時期には微妙でしょうが。

 レジデンスの空調はいいのですが・・

 住んでいる人の体温調整がダメだと意味ないです。 体調のせいか今の時期なのか、
最近はよく布団の中でも背中が震えたり、夜中に汗をかくことが。

 健康な部屋に健康な身体が・・・精神はいつでも不健康ですが。

2011年6月1日水曜日

泡坂 妻夫「曾我佳城」シリーズの映画権

故・泡坂 妻夫は推理小説作家でマジシャンでもある。本名は厚川 昌男で筆名はそのアナグラム。

 私が応援している「浅草堂酔夢譚」の荻野欣士郎監督からの依頼でその家族と接触していました。 生前に映画化権を頂いたそうですが、二年前に逝去され、口頭だけなので、念のためご遺族の確認をしたいためです。自宅にはどうしても連絡が取れないとのこと。

 もう退会した東京アマチュアマジシャンズクラブという日本最古のマジック団体の知人に照会をお願しました。 彼は みかめくらふと というマジック道具を製造していた故・三瓶社長の金属製品を作っていた本業は照明器具メーカーの社長です。
 同じクラブで私の自宅パーティにも来てもらったことのある帝京大学病院の小児科の医師に問い合せてくれました。泡坂 妻夫氏が最期だった病院で、以前から家族ぐるみの付き合いだそうで、泡坂先生と奥さんとも娘さんとも知り合いでした。

 泡坂先生のすぐ後に、奥さんも倒れ今も入院しているそうです。 娘さんが奥さんの携帯もお持ちらしく、それを荻野監督に伝えました。

 ここ一ヶ月近く何度か電話したようですがつながらなかったと何度か報告もらいました。 それはそうですね、二年近く前に意識不明の母の携帯です。

 ところが!! 今日ようやく留守番になったと監督からメールがありました。 そして!! それから数10分後に返答があったそうです。

 荻野監督からのメール 「奇術探偵 曾我佳城」の映画化権は僕がもっていることで確認をしてもらいました・・・」

 まるでミステリのようなマジックのような。 

 その照明器具のメーカー社長は私と同年齢で、もともとは6年前私が六本木ヒルズレジデンスC棟(堀江氏とか村上ファンドとか、元ピーチ・ジョン野口氏はB棟)AとDは別で、BとCは共通のフロントで、そこのドアマンが私がマジック好きなのを聞いて、彼の近所のメーカー社長を紹介してくれた。

 縁というのは不思議なもの・・・いや、私は星座も血液型も運命も信じたことがないです。 先週末と日曜と今日、そのC棟の頃の彼女からひさしぶりに昼食を誘われ、半年前からの途絶えてた検査技師を目指す女子大生からメルアド変更したとか、で今日は・・・どれも全ては数学的な確率です。

 ミステリとかマジックとかパズルの好きな人が、考えることは一つだけです。