2009年7月12日日曜日

トップマネジメント


 大きな事例を見て鑑みることがある。  

 麻生首相よりも大きな事例。 天皇家だろう。


 かって昭和天皇の末期のころ、社会は自粛で暗くなった。 TVも新聞も腫れ物を触るような論調で暗く面白くもない。 店の看板照明も落とし、宣伝せず、世の中全体がひっそりしていた。

 過去最高に売れたのがビデオレンタルで店の前は暗いのに店内は活況だった。TVのどの局も同じような番組しかなかった。

 

 平成天皇に代かわり、偶然だろうがバブルが崩壊して「失われた15年」がはじまった。 財界の重鎮らも追うように亡くなって一つの時代の終わりを感じさせた。

 あれからITバブルと崩壊、小泉首相末期の不思議な景気回復、そして世界同時不況・・つくづく平成天皇は苦労が続いたかも知れない。


 さらに問題がある。次だ。皇太子一家の問題だ。 「週刊朝日」では天皇の「ご学友」橋本明「平成皇室論」新刊を取り上げている。

 あまり話題にならないのが不思議なくらいだが、大胆な提案がある。

 1.別居(妻は治療に専念)

 2.離婚(記事にはないが、再婚して男子を産むこと、の意味だろう)

 3.廃太子(弟に皇位継承権を譲ること。1.弟 2.甥 3.元皇太子として親王家になる)


 書いてはないけどこのままだと平成天皇に万一があれば適応障害の皇后になる。次代(弟か甥)も不明確になる。 帝王学も困るだろう。


 こういうトップだと、社会の空(天井、天空、帽子)が重苦しい雰囲気のままだ。


 トップマネジメントは明確なビジョンを見せないと。 自覚






 

2009年7月2日木曜日

都心の霧



 気配で起きると深い霧がみちている。 こういう自然現象には引かれるものがある。 
 自宅が高層で東と南の角部屋なので日当たりが良すぎてふだんは困る。今の時期は眩しさ、暑い、という以前に焼き上げられている感まであるのだから。 思わず霧の街を見とれてしまう。
 高層での霧は飛行機で雲の中を突き抜けるような浮揚感があって、体重まで軽くなったような開放感がいいです。

 もちろん自然の多い山荘なんかで見る雪や霧は格別だ。 私の山荘は目の前が池で、朝方など透明な空気か水面をみるみる霧が広がって数分でベランダの手摺しか見えなくなることがある。
 最近の港区では雪を見ることがないが、雪景色は自然が似合う。 ただ除雪は主要な町道までで、  山荘のある辺鄙な付近は公道といっても余裕がないと除雪車が来ない。 建設業者などが委託で重機を使うこともあるそうだが予算の関係か回数は少ない。 まして別荘地に入る私道では、本来は避暑地なので滞在者もいないので私が自分の車を出すために50mの除雪を人力で一人でしないといけない。寒冷地なのに汗だくになる。 雪の降り始めは美しいものだが、悪い予感をともなう。

 同じ自然現象でも都心で見るほうがいいのは雷。 周辺の高層ビルに頻繁に落下するのは派手で、花火などよりよほど楽しめる。 とにかく都心ならどこに落ちても人畜無害なので安心してみていられる。 田舎での雷は停電の恐怖が伴うだけにとても楽しむ気にはなれない。音響ももっと近接感がありストレスにもなる。
 台風も同じで、都心では平常心だが別荘ではガーデンチェアとか対策が必要なことも多く緊張感がある。 まあこれが本来の姿なのだろうけど。

 しかし雨は、都心でも田舎でも同じように気がめいる。