2009年9月10日木曜日
また引越し
今週また引越しで、月曜は南青山の梱包、火曜が荷物移動、水曜が開梱だった。
面積が2/3になるので荷物や書籍を廃棄、譲渡さらに別荘の書庫に移動した。
マジックシアター六本木を閉鎖して譲渡できない荷物も保管した。久しぶりに行った清里はデッキとか外壁が雨で侵食されてるので補修工事をお願いしている。 これらが重なって負荷の多いここ数週間だった。
南青山から西新宿に引越しで、会社には近くなった。徒歩20分ぐらい。高層オフィスビルの最上階になぜか2フロアだけ住居階がある。都市再開発法で過疎化を防ぐため居住施設には補助金が出るそうだ。それだけに設計は緻密ではなく、細かい採算性にこだわっていない。これが有利にはたらくことがある。
区切りとか設備がおおざっぱで妙に広い、オフィスなら利用できるビル中央部分は住居としては窓がないので向かないので、適当に吹き抜けになっている。なぜか同フロアにトランクルームがある。高さはオフィス並みで、荷物用エレベータもマンションでは考えられない大きさ、防災設備もオフィス並み、築年数は7年落ちだが当時しては最新の水周り、14戸だけの専用エレベータでまず同乗者がいないし待ち時間も少ない、高層ビル街なので子供がいない、しかしペット可能、200Vが装備なのでサウナある私には助かる、天井埋め込みエアコン、セントラルヒーティングでベランダに室外機や給湯器がない、壁とか床がオフィス仕様なので防音性がある、オフィス優先なので住人の審査が厳しいので変な人がいなそう、など。
逆にオフィスビルならではの問題点はガスがない(私は関係ないが)こと、水圧が低いこと、入居テナントが社員向けなので落ち着ける店が少ない、平日と土日の賑わいの落差、向かいのビルで働いている人が間近に見えるので緊張感がある、来客はもちろん宅配便など業者でも進入路の説明に手間がかかる、とか。
とにかく広さとか部屋の品質の割りには格安だし、秘密めいた専用入口から住居エレベータに入るのは東京ミッドタウンレジデンスに似ている。まさかオフィスビルの最上階に住んでいる人がいるとは思わないだろう。
ところで引越し当日に遅くなった引越作業員と自分のために、ビルのコンビニに買い物をしていると、マジック団体を主宰する埼玉の医者に出会う。「え!」聞くとビルの貸会議室でレクチャーしているという。こんなこともあるのですね。