2009年12月29日火曜日

感覚の麻痺。

私たちの感覚はすぐに慣れてダメになる。 




・快適な生活。

・逆境。住めば都。

・異臭とか芳しい香りもすぐにわからなくなる。

・運動かサウナで汗をかいた後のビールはうまい。

・浮気する気持ち。

・甘みを強調するために塩を入れる。

・喪服の未亡人がエロい。

・アカスリ、スクラブが気持ちいいのは皮膚に垢が溜まった時。

・久しぶりの何々が心地いい。

・まぶしい。

・ストックホルム症候群(誘拐者から優しくされると神に見える)

・依存症。同じ刺激では満足できなくなって増進してしまう。

・友人の家は臭い。

・セックスレスな夫婦。

・隣の芝生は青く、前の車が素敵で、友人の彼女はきれい。

・暑い日に冷房の効いた店に入った時。5分後には何も感じなくなる。



いつまでも感動を得られる人は羨ましい。

2009年12月24日木曜日

ディスク障害

で、ここ4年ほどのパソコンに貯蔵していた記憶が消えた。
写真もメールも履歴も。
クラウドしとけばよかったのだろうか。

前向きに考えれば、この間の人生はなかったことか。
そう例えばこれで4歳若がえった。か?

2009年12月22日火曜日

twitter

twitterがわからない。
これ意味あるのか?

じゃしばらく、ここでtwitterしてみよう。
さあtwitter

少し前の本での違和感

年齢によるのだろうが、
私なら一番おかしく感じるのが1990年前後の小説。 
その少し前に綾辻「十時館の殺人」からの新本格ミステリとか。

これらでの鍵は登場人物誰もがケータイもパソコンもないこと。 検索もメールもない。 
若い読者はどう思ってるのだか。父母の若き日を想像しながら読んでるなら、これも親孝行なドラマか楽曲なのかな。

2009年12月20日日曜日

「Another」綾辻行人

「Another」綾辻行人

これは今年のミステリの最高じゃないかな。
 (多くのランキングでは「新参者」東野圭吾が一位だったが、技巧としては素晴らしいが、読んでの感動は少ない)

 ホラー部分はスティーブン・キング的な、立証できないがその限界的な小世界では破綻なく、十分に怖い。 ミステリ部分では意外な犯人で期待してないだけ驚かされる。(画期的というのではないが、というかミステリではだんだん難しくなってきているし、組み合わせでマニアでも騙される。これはすごい)
  さらに後味もいい。
 ただし、いくらなんでも死者が多すぎで、世間の目との乖離がどう考えても不自然なのだが。こんな中学が何十年も存続することや通う生徒がいることが不思議。 もう少し内部の者の疑惑と、外部の無関心とのギャップで生まれる焦燥感があると、もっと共感したのではないかな。惜しい。でも楽しかった。



 先週か今週に読んだ こういう倒叙トリックでは、折原一の「倒錯」シリーズが面白かった。 でもミステリ初心者には向かないかも。ね



乾くるみ「カラット探偵事務所の事件簿1」は 題名で敬遠していたが最後が切ない。 少年少女向けなんだろうけど、マニアでも最後は騙される。
 ここでの途中の短編はまあまあで、大した事件も謎解きもないけど、最後はやられた。 「イニシエーション・ラブ」でもないけど、もう一度読み返してしまう。 伏線もそれなりだし、何より最後のページが気心地よい余韻がある。  この題名の一部がトリックだ。
 素人探偵事務所での、まったりした雰囲気が加納朋子「螺旋階段のアリス」に近いものがある。

2009年12月13日日曜日

青い鳥

文化女子大学の卒業イベント「青い鳥」
http://www.juce.jp/LINK/journal/0904/02_05.html

監督に招待され、最前列を確保してもらいました。
会社からも自宅からも徒歩圏の劇場の「女の園」だけに奥まで入ったのははじめて。

クラシックバレエ、パフォーミング、お芝居、ファッションショー、交響楽団の融合した芸術。
思わず集中した70分でした。

武蔵野音楽大学とかイケメン三人の協賛つきで、なによりも進行と照明と展開が素晴らしい。
エンドロールではさすがに元文化服飾学園だけに衣装担当がもっとも長いロールなのがらしくてよかった。
観客もおしゃれな若い女性が多くてそれこそもっと楽しい。

ありがとうございました、葛井先生、林教授、荻野監督、