2011年7月31日日曜日

香港・マカオ

先週は香港で暑さに疲れた。
初日が香港島の金融中心にあるプライベートバンクのUBS香港支店に。規制の多い日本向けに日本チームといっても日本人は少ないが。ブッキングセンターはスイスとシンガポールと香港にしかないだけに対日本の富裕層むけの中心。
歩いて監査法人のKPMG香港支店に。説明はあずさ監査法人大阪支店からの出向。こちらの資格はないので署名はできないそうだ。弊社と同じく経歴から推測だがエンロン事件で青山からあずさのようだ。 
その後はトリム(路面電車)に乗って北角市場とかシティスーパー(西武百貨店の撤退に残った社員が地元資本との合弁の高級スーパー)など。
泊まっているのペニンシュラホテルの内部ツァー。これが一番よかった。 SARS(鳥インフルエンザ)で観光客がゼロの時もホテルマンが給与を返上したという。福島問題での日比谷でもそうらしい。 さすがに公開しないオーナー企業らしく、ロールスロイスやミニなどの社有車?オーナー車?の経費も使用も適当で、スィート客に貸したりしている。どちらもBMW買収以前の英国車だし。
ツアーでは厨房もなによりも最上階にあるオーナー専用室まで案内してくれた。古い航空機の内部を模したラウンジだが、飛行艇の模型や写真があり、出口とあるドアからヘリポートに。そこに社用機なのかオーナー機なのかヘリがある。  レオナルド・ディカプリオ「アビエーター」のハワード・ヒューズのあの時代。
午後の茶は日比谷で飲むよりいい。
スィートから海峡を望む窓には三脚の望遠鏡がある。日比谷のスィートからは皇居と宮内庁の望む窓に同じ三脚の望遠鏡がある。




二日目は客家(ハッカ)の鄧氏一族の霊廟。 1350年というからモンゴル軍の中原制圧に追われて香港郊外まで逃げたのだろうか。 平家落ち武者か西部の白人のような、未開の地での誇りと都落ちのアンビバレンツな生き方が教育と団結に向かったのだろうか。
香港国際空港を改めて視察。到着口の数百メートルに市内向けの列車が止まり、市内中心駅からチェックインができる。
マカオに。ラスベガスほど密集してないがカジノホテルの巨大さは同じ。とりわけ最新のギャラクシーは斬新。カジノにしてはとても明るい。ポルトガル風の広場や教会跡など香港とは雰囲気も違う。なにより戦争被害がないので古いのが残っている。

三日目は香港ディズニーランドだがあまりに小さく退屈。 香港と違って中国本土が多すぎ。 ゴミ箱はあふれて不潔。 よく香港人はSARSの影響を話すが「あれから清潔になった」 そのせいもあるだろうか。 街なかよりもディズニーが不潔。

2011年7月17日日曜日

充電器

せっかくの機会にカメラの電池が切れた。
リコーのGRは単四電池2本で数十枚撮れるので便利だった。同じメーカーのカメラでも互換性がないのが腹立たしい。
スマーフォンもiPadもすぐに電池がなくなる。
EVの普及に障害になるのは充電時間の長さだろう。
部屋には充電器とACアダプターだらけになり、整理するのも大変だ。

とにかく電池こそもっとも進化のない部位だろう。

写真はミッドタウンレジデンスの中層階から。

2011年7月10日日曜日

そろそろ引越したくなって

明け方、寝苦しい。
重い、息が苦しい、目が覚めると、
なぜか胸に30年前に飼ってた猫がいる。
どけようとすると爪を起てながら寝たふりしている。
気がつくとiPadだった。

昨日近くの物件を観に行った。
さすがに震災の影響か、賃料が驚くほど安くなっている。
東京ミッドタウンクリニックによく行くので、またミッドタウンレジデンスも安くなっていいのだが、
とりわけ100m2越えるとバブル期の半値に近い。高層階ほど値引き率は大きい。

先々月に八王子でマンションを買いましたが、府中を越えると急に安くなる。八王子なら車を買うような値段になる。

都心集中と所得格差が激しくなっている。

正面が東京オペラシティ。左がパークタワー。

2011年7月3日日曜日

仙酔島

福山に感謝グループという米や酒の問屋があり、最近は観光とか介護もやっている。
瀬戸内海に面した鞆の浦と渡し船で5分の仙酔島にホテルや旅館がある。
http://www.tomonoura.co.jp/shuku.html

そこに人生が変わる宿とか国民宿舎がある。 その人生が変わる宿というのが明治天皇や平成天皇が皇太子時代に訪れたというのだが。。それにしては昭和の匂いのするありがちな旅館にすぎず、温泉もでないし豪華ともいえない。

この社長の講演もあったが、いきなり「私は40年前に地球に遊びに来た」というかなりぶっ飛んだ人。 その割にアイデアマンで、買収してほとんど改装もしてないだろうが、露天風呂は海水を沸かしてアトピーに効く、床下で薪を炊いたオンドル式のサウナを交互に何度か、仕上げは海岸に降りて海につかる。 効能だけ巧みな表示と、元酒屋や米屋の従業員に女将や料理人をやらせている。旅館の素人だけに完全に洗脳されている。 銀行に案内されて「ここはパワースポットだ。龍が何頭も見えたので五分で買収を決めた」そうです。
ここは無人島で深夜のスタッフも空いた客室で仮眠している。 とにかくカネのかからない経営で、星野リゾートでも再建に失敗した旅館やホテルも立て直したという。

対岸の鞆の浦は宮崎駿が「崖の上のポニョ」で何ヶ月か泊まった借家がある。坂本龍馬由来の地だそうで、「ここは瀬戸内海でもっとも綺麗な海水でここの自然の塩は・・」

部屋の窓からは小島の並んだ瀬戸内海が見渡せ、温暖で環境はいいところ。 無人島で宿泊客しかいないから散歩しても安全だ。

これで客室がもう少し広くて、設備が新しければいうことないのだが。