2013年11月10日日曜日

東宝スタジオ

オフィスの改装でソナー室という名の会議室を考えている。
2013年の新製品のuSonar というサイトにアクセスしてきた法人をリアルタイムで確認できるもの。
そのuソナーという製品名にちなんで潜水艦の内部もどきのプレゼンテーションや研修---かっての視聴覚教室のような---部屋を来月完成予定ですすめている。

それを東宝美術という東宝の子会社で大道具や小道具を製作する会社に依頼している。 荻野監督に紹介してもらった、映画のセットや美術を手掛ける会社。 それだけでなく外注というか店舗やイベント会場の設計・施工をしている。
その中で大きな売上シェアを占めるのがテーマパークで、特に・・ここからは夢をこわすのか守秘義務なのか書けない。

今日は最終段階の図面の確認と、すでに一部進めている製作過程をみるために世田谷区成城にある東宝スタジオを訪問した。

住宅地の奥にある何棟にも分かれた施設で、警備員の立つゲートが公道を挟んで何か所かにある。

成城にこんな別世界があるなんて・・


 製作中のソナー室の配管、ダミー配電盤、ランプなど。
「ローレライ」までいくと困るのだが、古い潜水艦のイメージ。 古く見せるエイジングの技術は千葉県にある施設でよく経験を積んでるそうだ。

一種の接待なのか翌週公開する三谷幸喜「清須会議」試写会を見せてもらう。 80席ほどの東宝シネマズを思わせる赤いシートで、音響は素晴らしい。
 
その後で大道具、小道具の施設を見学する。 まるで中古の倉庫か、さびれた30年前のホームセンター廃墟のようだが、TVドラマやCM撮影で貸し出すハードoffみたいな事業収入もあるという。