2009年5月17日日曜日

協調性のない職業



 土曜の夜、あまり愉快じゃない話に。 あるマジシャンでイベント企画の人の話。


 あと数週間に迫ったイベントで、まったく何の連絡もない。 うちの店は場所貸しだけなので関係ないことだが、主催が曖昧だし、出演者の名誉にもかかる。どういう状況になっているのか・・


 5/16土曜に電話させた。

 要領の得ない会話で「どうやら中止だそうです」 「代わって」

 受話器を取り上げて「いつ決まったのですか?」 「は? 電波が悪くて聞こえない」 「いつ決定したのか!」 「聞き取りにくいが、先ほどの人にも説明したが」 「だから!いつ中止だと決めたの? その時期を聞いている」 「ええ、今電波のいい場所に移動しますから・・」 

 どうやら、おとなしい相手だと一方的に話すだけなので相手の声が聞き取れなくても平気だったらしい。
 「移動した。今日ぐらい電話するはずだった。 辞めた支配人には5/10には連絡すると伝えていたはずですが」  言い訳にもなってない、今日は5/16だよ。

 「5/10って日曜でうちの店は開いてないが、どうやって連絡するつもりでしたか?」 「いや連休明けにすればいいでしょう。前の支配人とはそういう理解だったはず」 なんのこっちゃ、これでも言い訳のつもりなのだろうか。墓穴というか語るに落ちるとはこのこと。

 私があきれて黙っていると「実は土日に年四回はプロのマジシャンに無理があるようで」 私は主催者でないのだから、開催できなかった言い訳などまったく必要もない。 中止か準備が必要かだけ教えてもらえればいいのだ。 
 だいたい、そんな言い訳というか計画段階から想像できることだろうし。あなただってプロのマジシャン名乗っているのなら。


 言い訳するか、相手の弱点(支配人の交代、別に問題でもないが)にすりかえる、その場しのぎのウソを言う、最後に逆切れする。  こういうのは私のようなオーナー経営者もそうだし、個人タクシーの運転手、職人、芸人にありがちな傾向だろうね。 上司がいないのは楽ではあるが、弱い人だと無責任にも、この男のようにもなりかねない。


 自戒しなければ。