山荘のある清里の隣町にある有名なカレー名店。
もう11年たつので10回ぐらい訪問しただろうか。ここ数年はご無沙汰で先日ひさしぶりに行く。
私にはもっとも好きなカレー屋です。よく「クセになる味」とか自分で言っている店があるが、そんな凡庸な店とは一線を画す。
かなり寒くなって観光客も少ない。行列もなく6分の客入り。当日は若いペアが特に多かった。
ラッシーとベーコンエッグを頼む。ご飯はS(小)で辛さはB(中辛)
相変わらずの厚切りベーコンで男の手のひらほどある。ライスが見えない。
英国風カレーだが、スパイスに特徴があってとても形容しがたい味。
接客の手順も改善されたようで、勘定を頼むとレジ最中に息子シェフが挨拶と片付けを兼ねて厨房から出てくる。
改善点を書くなら、
1.看板のベーコンエッグは半分サイズも注文できないか。
2.ルー大盛りを選べないだろうか。
3.米もルーも文句ないが、福神漬けがあまりに普通で失望。
4.一階入り口で行列がないと、不安になる。ドアチャイムかで二階で判るようにしてほしい。
5.平日はもっとメニューを自由に組み立てるような注文したい。
新宿から170km走らないといけないが、動機の一つ。
2009年11月24日火曜日
2009年11月14日土曜日
アフガンで行方不明の豪州軍用犬、1年ぶりに無事発見 CNN
よかったね、サビちゃん。
4歳のメスのラブラドールか。まあレトリーバーというぐらいだから拾ってくるのは大好きで、ボール回収が軍用犬の訓練だったら、ちゃっぴーは一日中連続でも池でも川でも海岸でも「軍事訓練」してたけど。
(写真下、夏でも冷たい標高1600mの湖でボール回収任務から帰還中。咥えている白い野球ボールが軍事訓練マテリアル)
アフガンで行方不明の豪州軍用犬、1年ぶりに無事発見
2009.11.12 Web posted at: 19:41 JST Updated - CNN
約1年ぶりに見つかった爆発物探知犬のサビ(CNN) アフガニスタンで従軍中に行方不明になっていたオーストラリア軍特殊部隊の爆発物探知犬が、約1年ぶりに無事発見・保護され、仲間と再会を果たした。
行方が分からなくなっていたのは4歳の黒いメスのラブラドル「サビ」。去年9月、オーストラリア軍と米軍で構成する部隊が武装集団に襲撃される事件があり、銃撃戦でサビのトレーナーなど9人が負傷、サビの姿も見えなくなった。
オーストラリア国防省によると、先週になって北東部のウルズガン州にある基地近くにいた犬を米軍兵が発見。この米軍兵はオーストラリアの探知犬がいなくなったことを知っており、犬が命令を理解したことから、すぐに野良犬ではないと分かったという。
米軍兵に保護されたサビは、空路オーストラリア軍基地に送られて仲間と再会。トレーナーは「サビは訓練でボールを投げると何度でも拾って持って来た。戻って来てくれるなんて信じられず、本当にうれしい」と感慨深げだった。
サビは獣医の診察を受けて検疫をクリアすれば、オーストラリアに帰国する予定。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200911120028.html
2009年11月5日木曜日
ハサミ男
ハサミ男(SCISSOR MAN)
殊能将之(しゅのう・まさゆき)
講談社文庫 733円+税
1999初刊
ハサミ男 [DVD]
出演: 豊川悦司, 麻生久美子 監督: 池田敏春
参考価格: ¥ 3,990 価格:¥ 3,416
最近はGEOのDMMの月間レンタルで観ている。安いし面倒でないし本棚が貯まらないからいい。なので気軽にDVD版も観たのだが、絶句した。すばらしい。
小説の「ハサミ男」は名作で、著者の第一作でいきなりメフィスト賞を受けている。
結構フェアな序説トリックで、主人公の「ハサミ男」とマスコミに呼ばれる連続少女殺人犯が実は・・というだけでなく、じっくり個人情報を調査した三人目の女子高生を何者かに横取りされる。そこから探偵役も兼ねるのだが、後半でさらに意外な真犯人が明らかにされる。最後の一行は映画「ハンニバル」を思わせる悪い予感で終わる。
心地よい騙され感とハッピーエンドかアンハッピーエンドなのか分からない結末がいい。いつしか異常心理な「ハサミ男」に共感してしまう。そういう所もハンニバル・レクター博士シリーズに似た印象が残る。
叙述トリックなので映像化は不可能のはずで、そもそもこんな映画が成立するのか疑心暗鬼で観たが、前半では「もしかして選択枝のつもりか?」と思っていたら処理が上手い。この演技も大変だろう。駄作ホラー「サイレン」の手法なんだが方向性は逆で感動する。
私は小説読んでから映画を観たが、その逆もまた体験したかった・・ でもどちらか一度きりの経験しか不可能なんだ。
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