故・泡坂 妻夫は推理小説作家でマジシャンでもある。本名は厚川 昌男で筆名はそのアナグラム。
私が応援している「浅草堂酔夢譚」の荻野欣士郎監督からの依頼でその家族と接触していました。 生前に映画化権を頂いたそうですが、二年前に逝去され、口頭だけなので、念のためご遺族の確認をしたいためです。自宅にはどうしても連絡が取れないとのこと。
もう退会した東京アマチュアマジシャンズクラブという日本最古のマジック団体の知人に照会をお願しました。 彼は みかめくらふと というマジック道具を製造していた故・三瓶社長の金属製品を作っていた本業は照明器具メーカーの社長です。
同じクラブで私の自宅パーティにも来てもらったことのある帝京大学病院の小児科の医師に問い合せてくれました。泡坂 妻夫氏が最期だった病院で、以前から家族ぐるみの付き合いだそうで、泡坂先生と奥さんとも娘さんとも知り合いでした。
泡坂先生のすぐ後に、奥さんも倒れ今も入院しているそうです。 娘さんが奥さんの携帯もお持ちらしく、それを荻野監督に伝えました。
ここ一ヶ月近く何度か電話したようですがつながらなかったと何度か報告もらいました。 それはそうですね、二年近く前に意識不明の母の携帯です。
ところが!! 今日ようやく留守番になったと監督からメールがありました。 そして!! それから数10分後に返答があったそうです。
荻野監督からのメール 「奇術探偵 曾我佳城」の映画化権は僕がもっていることで確認をしてもらいました・・・」
まるでミステリのようなマジックのような。
その照明器具のメーカー社長は私と同年齢で、もともとは6年前私が六本木ヒルズレジデンスC棟(堀江氏とか村上ファンドとか、元ピーチ・ジョン野口氏はB棟)AとDは別で、BとCは共通のフロントで、そこのドアマンが私がマジック好きなのを聞いて、彼の近所のメーカー社長を紹介してくれた。
縁というのは不思議なもの・・・いや、私は星座も血液型も運命も信じたことがないです。 先週末と日曜と今日、そのC棟の頃の彼女からひさしぶりに昼食を誘われ、半年前からの途絶えてた検査技師を目指す女子大生からメルアド変更したとか、で今日は・・・どれも全ては数学的な確率です。
ミステリとかマジックとかパズルの好きな人が、考えることは一つだけです。