2012年2月5日日曜日

決める

何かを決めるというのは苦しくも楽しいものだ。
契約でオフィスを増床しないとならなくなり、拡張しても現状のままでも三月からそれほど合計の賃料が変わらない条件で、150%に拡張することになった。
昨年末からそのレイアウトに悩んだ。正月には何枚図面を書いたかわからない。 半年前は社用車の入れ替えでBMW7は決めたがエンジン、色、装備に悩んだ。これは単純に楽しい。

今決めないといけないのは、自宅の引っ越しでの部屋のタイプと階数、拡張する会議室の映像と音響の製品と構成、応接室の家具、個人経営している喫茶店でのイベントの衣装の生地。。

引っ越し予定のレジデンスは32階建。  何度か高層階を転々としたが、風景なんてあまり見ないものだし、地震で電気が止まると階段が大変だ。 東京ミッドタウンで公園側なら、低層階の方が慣れた住民には人気があった。散歩している犬や人それに季節の葉が見える。 また地震の日は今の22階だが、非常階段の踊り場で何度休んだか分からない。

ところが今度の新宿イーストサイドは下は歌舞伎町か二丁目で低層階ではどうしょうもない。ホストやキャバクラ嬢やニューハーフに季節感なさそう。 
19階から高層用エレベーターで部屋の設備もよくなる。それで20階ぐらいを探していたが、プールやジムや温浴やラウンジなどが32階なので便利。ここは761戸の中で5戸しかない。新築の今でないと選べない。
さすがに歌舞伎町に近いだけに三菱地所の審査は異常に細かく、長い。ケンコーポレーションの別の担当の顧客も落とされたらしい。  

今の近所にある黒川紀章の最後の物件というタワーマンションがあるが今はともかく初期は審査がステキで「水商売ですか」「いいえ」「では合格です」   ここを見学したときにはエレベータやフロントにヤンキー座りして電話している金髪のお姉ちゃんや十二社に祭りもないのに派手な浴衣がいました。

二週間待たされたが自分を除けば審査は厳しいほうがいい。建物の一階には交番もある。


ロココ調またはヴィクトリア調の家具を探しに回ったが、お台場の大塚家具にも隣のビル、日本橋のレオン、サァラ麻布などに行くが、三年前と比べてその手のバブリーな家具が減っていて堅実で長持ちしそうな高級家具しかない。 さいたま市のレオンの本店というか倉庫まで行く。


衣装は少女っぽいシルエットにしかし透けている素材が望ましい。 キャンディフルーツの社長というかデザイナーも「選んでくれ」生地見本を送ってきて付箋をつけてくれと投げられた。 選ぶのはこれが一番難しくて楽しい。