また映画「浅草堂酔夢譚」の話だけど。
今日から新宿にある録音スタジオでアフレコがありました。
撮影後に編集された画像を見ながらの出演者のセリフ入れです。
とりわけこの映画はワンカット前提だけに「音は後でいい」で当日というか05/05浅草公会堂ですべて撮影されています。色とかフレームとか揺れなどの画面の微調整はともかく、役者の演技はもうどうにもならない。「過去すべて肯定」の世界です。
二ヶ月後に、それまで悶々とした?監督にとってたぶん唯一のリベンジの場が本日です。
「はい戻して、セリフ××から」「じゃテストもう一度」「セリフ少し変えて、こう××」「よかった、でも」「・・・!」
自分の画像を見ながらセリフを入れていくのは難しいものなんですね。 アフレコとか、外人俳優かアニメの口に合わせるだけじゃなくて、数ヶ月前の自分自身の演技に合わせるのがこんなに難しいいのか。。 さすがにアニメ俳優はまあ器用です。映画やTV慣れの俳優が苦戦。舞台は感がいいですね。
荻野監督が言うように「アフレコは面白いのでぜひ」そのままでした。