2010年8月2日月曜日

理解者が消え

金曜日に私の元彼女が死んだ。 もう、25年以上前に、私がビデオレンタル会社で忙しかった頃、彼女は近所の学生で、たまたま私の下について手伝ってもらった。 当時はパソコンという言葉のない時代で、原始的なキーボードとか計算式を教えただけですが、なにか時代の先端のようにも誤解したのか、彼女は勘違いしたのだろう。 いつしか私が違法路上駐車している車の陰で帰りを待つような関係になった。 壊れかけのゴルフでしたが、それほど駐禁は厳しくなかった時代でした。

ことしの年頭に「あけましておもでとう。・・・私はガンになったようです。で・・」という関西人らしいメールが届きました。 検査入院のため、その後、家族の多い大阪に戻り、それから、

どこまでも私へのメールはそこまで深刻に思えず、もしかしたら・・と思えるような内容でした。

気配りし過ぎたんだろうか。何かを分かって欲しかったんだろうか。 当然ながら彼女は私に何かを言うのは大変だったはず(私は何か勘違いしてないのなら)

意識が混迷してから姉がケータイを調べて私に連絡してくれました。
今週末は・・思い出深い週末です。皮膚の暑さより背骨が冷える。

昨日が通夜でした。あまりしない化粧をした彼女はきれいだった。

私は新幹線の席で、だらしない姿勢しかできない人です。