2009年2月3日火曜日
サウナの工事
今日は引越し前の去年から画策していた家庭用サウナの入居工事の日。
9時からナリングという内装業者が手配する電気工事業者が来る。単相200ボルトの増設工事をしなかればならない。 今のサウナのストーブは電気式で容量が必要なため100ボルトでは不足なのだ。
本場の北欧フィンランドでは2000年前は薪ストーブ、ガスとか石炭とか灯油とか続いて、別荘ならともかく都市では電気式ストーブになっている。 フィンランド人(言語学的にはアルタイ語族で、西欧人とか中国人とは違う、日本人や朝鮮人やハンガリー人と共通する文法を持つ)は根っからのサウナ好きで、対ソビエト戦でスターリンと死闘の最中の最前線部隊にもサウナはあったという。
10年前に山梨県の清里にある別荘のウッドデッキにサウナを設けたことがある。高井戸にあったサニーペットという倒産したサウナ業者から。純然たる一人用で座るだけのスペースだが、安価でまあベストバイだったと思う。
個人的にサウナを二台目買う人は少ないだろうが、どうも目が肥えるので内装とか設備にうるさくなる。
いろいろ調べて選んだのがメトス社のホームサウナ。
http://metos.co.jp/homesauna/
デザインもいいし、品質的にも安心感がある。
サウナなんてトイレほどの空間に、厚手の気の板の壁、電気ストーブ、すのこ状のベンチだけの原始的な製品なのだが、この10年で驚くべき進歩があったのだ。
それがロウリュ(Loyly)という ひしゃく で水をストーブにかけて熱気を浴びるとうもの。 10年前の日本のサウナとうのは温度100度で湿度10%でひたすら汗が流れるまでを耐える・・という修行イメージ。
でもフィンランドではそうではなく、この水が熱して水蒸気になるのを楽しむのが醍醐味なのだそうだ。 聞くと単純に小型ストーブではステンレスでなく鉄が多くて耐久性の問題と、業務用では客同士のトラブルを恐れて「ドライ」サウナだったらしい。
やってみると気持ちいいもので我慢がいらないサウナほど楽しいものはない。 100度の中で乾いた皮膚に汗が出るまでの5分を我慢するなんて考えてみれば異常だし、そもそも身体にも肌にも悪いだろう。
ロウリュ(Loyly)すてきな響きだ。